長らくお疲れ様でした。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
今回は、VPSの良い点、悪い点、引っかかりやすいポイントなどなど。
総括を行いたいと思います。
この記事は、VPSで作るPythonでのWebアプリ運用環境の総括記事です。
その他については上記ページをお読みください。
総括
Flaskを使ってみて、データベースを作ってみて、Webアプリをデプロイしてみて・・・と色々とやってきました。
今回の構成のメリット・デメリットを記載します。
メリット
VPSは安い
AWS、GCP、Azureと違いさすがに安い。
お試しで月600円程度なら、誰でも使えると思います。
VPSは設定できればすべてに対応できる。
VPSは知識があればすべての設定が可能です。
レンタルサーバーのように基礎設定が決まっていて、例えば「アップロード可能容量が少なくて使いづらい」のような事なありません。
※AWSやGCPも別途知識が必要ではありますが…
デメリット
管理コストが高くなりがち
レンタルサーバーは全てお任せですが、VPSはすべて自分でやるからこそのこのお値段です。
バグがあれば、セキュリティのミスがあれば対応し…
テストで立ち上げるだけなら、これは問題にはなりません。
セキュリティリスクが心配
SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティングなど基礎的なセキュリティ対策は知識がなければできません。
Flaskをはじめとしたフレームワークである程度対応可能なものの、完全とは言えません。
CentOS7からの移行が必要
CentOS7がサポート終了になり、後継も存在しません。
そのため、移行が簡単でなければならないのですが・・・移行先はUbuntuが良いようです。
まとめると、小さなサービスをサクッと作るのには便利。
ユーザー数が多く、大きなサービスになってくると別の構成が必要そうという所ですね。
作者コメント
みなさま、完走お疲れ様でした!
私も完走できるとは思っていませんでした。
FlaskはPythonベースのフレームワークです。
そのため、データ分析のBIを作ったり、機械学習を埋め込んだりが非常に簡単にできます。
今後もこう言った記事を書いていきます。
変更履歴
2021.05.24 初版
2022.01.29 第2版
・様々な部位の手直し
・総括・変更履歴の記載(忘れていた)