因果を推定することはビジネスにとってもインパクトがあります。
今回は、UCLAで教えられている因果推論の講義をまとめた、因果推論を使うための前知識として非常に重要な1冊を紹介します。
名称
著者
Judea Pearl, Madelyn Glymour, Nicholas P. Jewell
概要
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)大学院、因果推論の講義をまとめた本書。
統計的因果推論の応用(傾向スコア、差分の差分法等)の理解に必要なグラフィカルモデルや介入・媒介等用語の基礎知識を得ることができます。その他の書籍では当たり前に使われている、本当はよく分かっていないかもしれない統計学・社会学の知識が明記されているため、学び直しには最適です。
必要知識
数式に驚かない心(内容はよく読めば簡単なことをしている)
難解な文書の読解力(数式の説明(Why?)が読み解けない可能性あり)
得られるスキル
確率と統計の基礎, グラフ, 因果構造モデル, d分離性
介入, 調整, 媒介, バックドア基準, フロントドア基準, IPW, 反事実
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