RのWeb制作

Webサービス制作のための技術情報を。データ分析(Python、機械学習コンペ他)や自作野球ゲームMeisyoのこと中心。

Python Web制作 Meisyo

for内で選手個人データをSQLで呼び出すより、辞書型を利用した方が読み込みは早い

投稿日:

for内でSQLを呼び出すと遅い…。
自作野球ゲームMeisyoでは、明示的にデータを呼び出すためにfor内でSQLを利用していました。

CDs = {} # Cardデータ(選手id, 選手データ)を入れた辞書
for key in CDs:
    CD = CDs[key] # 選手IDで選手カードデータを呼び出し
    CD_BR = read_bt(key) # 打撃データ呼び出しSQL
    CD_PR = read_pc(key) # 投球データ呼び出しSQL
    print("キャラクター結果")

今回の改修で、下記のように書き換えました。

CDs = {} # Cardデータ(選手id, 選手データ)を入れた辞書
CD_BRs = reads_bt(my_id) # my_idが所持するカードの打撃データ(選手id, 打撃データ)を入れた辞書
CD_PRs = reads_pc(my_id) # my_idが所持するカードの投球データ(選手id, 投球データ)を入れた辞書
for key in CDs:
    CD = CDs[key] # 選手IDで選手カードデータを呼び出し
    CD_BR = CD_BRs[key] # 打撃データ呼び出しSQL
    CD_PR = CD_PRs[key] # 投球データ呼び出しSQL
    print("キャラクター結果")

こうすることで、「負荷の小さいSQLを何回も実行する」のではなく「1回で全てを取り切り、分割して表示する」ことになります。
ただし、辞書型を利用するため、あまりにも対象が多すぎるクエリの場合はサーバーのメモリ許容量に達しかねないので注意してください。

-Python, Web制作, Meisyo

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

[Meisyo] 育成方針の微調整

ちょっと問題視していた育成方針を12/1に調整を行います。 なぜ問題視していたか 1. 育成方針間であまりにも採用率(ある育成方針の使用ユーザー/全ユーザー)が違うという問題が前からありました。 以前 …

ゲーム 監督たちの甲子園(仮) 制作開始

弱小高校の監督となり、「数多の強敵を倒す」「逆境を跳ね返す」指揮(戦略・戦術)を楽しむ3Dストラテジーゲームの開発を開始します。 これまで同様の背景を持った名将と呼ばれた者達(Meisyo)シリーズを …

[Meisyo+] 新機能(リーグ戦)を試すとアイデアが出る

Meisyo+の機能、いろいろと案はあるもののテストもせずとりあえず作っています。 私事ですが、入社してすぐですが仕事は面白くなりそうでよかったです。まだまだ研修中です。 ある程度正確な指標予測モデル …

[Meisyo]第7回公式戦結果

平成最後の公式戦がありました。 これまで優勝2回の強豪、ジャガ畑 vs 並みいる強豪を倒してきたダークホース、ふたもじ その結果はこちら 優勝おめでとうございます!

[Meisyo]投手交代アルゴリズムの変更

要望 投手起用と代打について現状自分は投手起用をこんな感じにしていて 代打は6回以降にしたいのですが投手の数の関係で9回以降に代打を起用された場合に野手が登板することになり困っています。代打起用を何回 …