Web制作やCakePHP(特にクラス関係)を始め新しいモノを独学している時に気づきました。
まず本より始めよ、と。
なぜでしょうか?
「Webだけで十分じゃーん」という方も居ると思います。
Webは例えるならつまみ食いです。
今必要な部分、好きな部分だけピックアップしていきます。
確かに、その時必要な部分だけを得るなら本よりよっぽど強力です。
本には書いていない、書いてもお金にならないくらいニッチな分野にはWebは最強です。
Webの問題点
想像してみてください。
好きなところばかりをつまみ食いしていたら、穴だらけの知識になりませんか?
イエイ!
SUSHI!SUSHI!
という寿司好きな人が居て、もし寿司だけピックアップしていったらどうでしょうか。
他は見えていない状態です。
あと4品もあって、まだまだ知らない味があるのにSUSHIだけで満足して、どこか行ってしまいます。
本はフルコース
対して本は、”嫌いなモノ”を含めたフルコースです。
Oh…ニンジーン・・・セロリ?ピーマン?ヤメテヨネ!
でも、嫌いということがわかることは財産なんです。
いろいろな分野がある。それすら知らない状態がWeb漬けの人にはありえます。
Webは興味のあることだけ取り組んでいれば良いので。
基礎が良ければ応用もうまくいく
しっかりした家も堅牢な地盤がなければ建てられません。
HTMLを動かすだけでも、
言語理解(日本語)→PCとは?→キーボードの入力方法→Webへのアクセス方法→テキストエディタの使い方→HTMLの書き方→HTMLが動く
と、これだけの基礎が重なり合って働いています。
例えるなら爺さま、婆さま方にもしHTMLを作成してもらうには、
まず「PCとは?」を知ってもらうことから始めないと!ということですね。
・・・とはいえ、技術革新でスマホからHTMLも編集できるようになってるので、
言語理解(日本語)→画面の認識→画面を触って文字を打ち込む→HTMLの書き方→HTMLが動く
と大幅に手間が減っていってるのが今の技術の流れです。
ただ、自分好きなように機能を実装するには、やはりコードは必要ですね。
SUSHI好きは筆者(れい)だった
れい「CakePHP使えます!!」
れい「野球ゲーム作るぞー^^」
れい「あれ、なんか結構面白いものできたから本格的に運営しよう」
CakePHPの本(初心者向け)を買う
れい「ん・・・?エンティティ・・・?アソシエーション・・・?」
実は筆者、上記2つを知らなかったのだ・・・。
機能としては無理やり実装しているものの、「こんな機能があるとは!」と驚いています。
「バリデーション」(ん?仕事で聞いたことあるけどここでも使えんの?)みたいな。
基礎がないからこんなことでつまづいているのです。
ただ、「それでもプログラムは動いている」ということは大事なんですが!
とりあえず作り始めないと始まらないので。
プログラムを作っていなければ、この壁に当たっていないし。
「こういうものが作りたい」
「これがないと面白くないでしょ?」という、妄想力が自分を前進させていきます。
独学はいろいろ回り道をするので、本当に作りたいものがある人には、
まず本より始めよという言葉を送りたいですね。
↓文章に出てきたCakePHPの本(初心者向け)