PHPのコーディング規則、PSRを学ぶ(1)の続きです。
今回は基本中の基本、文字コードと改行コードを設定します。
自宅サーバーで試します。(自宅サーバーの作り方はこちら)
そのための基本設定も行います。
1.「php.ini」の編集(開発者モードへ変更)
「C:\xampp\php」フォルダにある「php.ini」をテキストエディタで開きます。
「php.ini」の535行目(error_reporting)を以下のコードに変更し、保存します。
error_reporting=E_ALL
これで全てのエラーが表示されるようになります。
2.自宅サーバーを起動する
「XAMPP」を起動します。
XAMPPの項目の「Apache」の「Start」をクリックして自宅サーバーを起動します。
3.テスト用フォルダ「phptest」の作成
デフォルトでは「C:\xampp\htdocs」が自宅サーバーのルートアドレス(http://localhost/)です。
そこに「phptest」フォルダを作成します。
4.PHPを書いてみる
「phptest」フォルダに移動し、「test.php」ファイルを作成します。
「test.php」をテキストエディタで開きます。
以下のコードをコピー&ペーストします。
<?php namespace Vendor\Package; class ClassName { public function fooBarBaz($arg1, &$arg2, $arg3 = []) { // method body } }
注意する点としては以下の通りです。
・開始は必ず「<?php」から行い、ファイルがPHPのみの場合最後の「?>」は必要なし
・字下げは「半角スペース4つ」でタブを使わない
・括弧の前後にスペースは入れない。波括弧は独立した行に。引数のカンマの後に空白を(改行して書く書き方もあり)。
・PHPファイルの改行はLF(Unixフォーマット)で。←これがよくわからないので、次の章で説明します。
・文字コードは「UTF-8のBOMなし」を使う
(【php】いまどきのPHPコーディング規約 PSRより)
5.PHPの改行をLF(Unix)フォーマットに変更 & 文字コードを「UTF-8のBOMなし」に変更
Windowsでは1つの改行を「CR+LF(\r\n)」で表し、Macでは「CR(\r)」、Unixでは「LF(\n)」と表します。
統一しないとまずいのでUnixのLF(\n)が選ばれたようです。
1.Notepad++の場合
上部メニューの「編集」から「改行コードを変更」を選択。
Unixフォーマット(LF)に変換をクリック。
上部メニューの「エンコード」から「UTF-8(BOMなし)に変換」をクリック。
ファイルを保存。
2.TeraPadの場合
上部メニューの「ファイル」から「文字/改行コード指定保存」をクリック。
改行コードを「LF」、文字コードを「UTF-8N」にして上書き保存にチェックし「OK」をクリック。
まとめ
今回は文字コードや改行コードなどを設定しました。
基本中の基本ですが、それをやっておかないと後々苦労します。
(今現在私がその状況に陥っていますorz)
少しずつですが頑張っていきましょう!