RのWeb制作

Webサービス制作のための技術情報を。データ分析(Python、機械学習コンペ他)や自作野球ゲームMeisyoのこと中心。

Python データサイエンス データサイエンスおすすめ教材紹介【Skill Stacks】

【教材紹介】機械学習を解釈する技術

投稿日:

多くの企業で導入されるようになってきた機械学習。
その機械の判断基準、本当にわかっていますか?

今回は、実務に利用するために最低限の技術として、変数(特徴量)の重要度や変数と予測値の関係性を求める方法を解説した書籍を紹介します。

名称


機械学習を解釈する技術

著者

森下光之助

概要

地味な表紙をしている本書。
ただ、内容は今後とても重要だと考えられます。
なぜなら、新聞でよく出てくるようなAIの解釈性を担っているのは、ほとんどがこれらの技術だと言って過言ではありません。

特徴量の重要性、変数と予測値の関係性、個別サンプルの予測説明。
そして、それらをまとめて確認できるSHAP(SHapley Additive exPlanations)。
テーブルデータに利用するそれらの方法を、ライブラリと簡単な数式で読み解きます!

必要知識

機械学習の基礎的な知識
高校数学レベルの数式を読む力

得られるスキル

テーブルデータに対するXAI理論
Python、機械学習の解釈性の定義、線形会期モデル、Permutation Feature Importance、Partial Dependence、Individual Conditional Expectation、SHAP(SHapley Additive exPlanations)

こちらは、テーブルデータを重点的に説明した書籍です。いろいろなデータの大局的な説明が必要な場合は、【教材紹介】XAI(説明可能なAI)をご覧ください。
その他の教材紹介ページはこちら → Skill Stacks

-Python, データサイエンス, データサイエンスおすすめ教材紹介【Skill Stacks】

執筆者:


  1. […] こちらは、【教材紹介】機械学習を解釈する技術に比べ、データの種別ごとのXAIなど大局的な説明が多いです。 その他の教材紹介ページはこちら → Skill Stacks […]

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【教材紹介】Interpretable Machine Learning(邦訳:解釈可能な機械学習)

機械学習の解釈可能性については、近年さらに重要視されています。 なぜでしょうか?それは、この書籍に記載されています。 このWebサイト(なんと無料!)では、説明性の性質の違いや、人間が考える良い説明と …

Pandasに行を追加する時はappendを使わず、コレを使おう

はじめに 筆者は仕事柄Pythonのコードレビューをすることが多いのですが、まれにPandasに行を追加する最適な方法で相談されることがあるので、今回書きました。 まず言えることは、Pandasの標準 …

機械学習の勉強から見えた「間違いだらけのAI認識」

「AI」という字面が新聞にもネットニュースにも数多く出てくるようになりました。 ただ、機械学習を勉強してて思ったんですが・・・・AIの定義が曖昧すぎる 内容が書いてある記事も殆ど無いし…。 AIが行っ …

【教材紹介】データ解析の実務プロセス入門

「データ分析を会社で初めて行いたい」「データ分析を任されたがどうすればいいかよく分からない」というときはこちらの書籍がおすすめ。良いデータ分析を構成する分析プロセスからデータの収集方法、探索的データ解 …

for内で選手個人データをSQLで呼び出すより、辞書型を利用した方が読み込みは早い

for内でSQLを呼び出すと遅い…。 自作野球ゲームMeisyoでは、明示的にデータを呼び出すためにfor内でSQLを利用していました。 CDs = {} # Cardデータ(選手id, 選手データ) …